門田隆将(カドタリュウショウ)「死の淵を見た男 吉田昌郎(ヨシダマサオ)と福島第一原発」原作、若松節朗(セツロウ)監督、制作;Fukushima 50 ; 製作委員会、配給、松竹、Kadokawa の; Fukushima 50(フクシマフィフティ) ; を観てきました。
2011年(平成23年)3月11日 の東北地方太平洋沖地震による津波の影響により、東京電力の福島第一原子力発電所で発生した炉心溶融(メルトダウン)など一連の放射性物質の放出を伴った原子力事故、福島第一原子力発電所事故 (Wikipediaより) を取り上げた映画です。
2011年(平成23年)3月11日 の東北地方太平洋沖地震による津波の影響により、東京電力の福島第一原子力発電所で発生した炉心溶融(メルトダウン)など一連の放射性物質の放出を伴った原子力事故、福島第一原子力発電所事故 (Wikipediaより) を取り上げた映画です。
広島にいてテレビでの報道しか知らないのですが、原作はドキュメンタリーなので、かなり詳しく事実を伝えていると思います。原子力発電が良いか悪いかではなく、事実を知りたいと思いました。
この発電所にいて未曾有の事故に対応した職員達、応援に参集した自衛隊はいずれも;大和の魂;に溢れ、事故を大きくしないために与えられた任務を冷静に遂行して;精神性;の高さを示されました。当時の菅首相も登場しますが、首相の愚かな行動を衆目の前に晒されました。
最後に、未曾有の事故に遭遇した自分たちを振り返り、吉田所長が認めた手紙には、;自然に対する我々の傲り;を鋭く突く一節があり、共感を深めました。
現在もなお残存の放射能の影響で、故郷に帰れない方々を思うと心が痛みます。
武漢ウイルスが蔓延のこの時期に、映画館へ行くとは不謹慎極まりないのですが、それでもどうしても観たかったものです。
映画館は閑散としていて客はまばらでした。素晴らしい映画ですが、公開の時期が悪くて残念です。武漢ウイルスが収束した暁には改めて公開して頂きたいものです。
*写真は Web から拝借したものです。