2017/12/14

Makiko© さんの静物画はシンボリズムも挿入されました。

Makiko Usui has designed and painted this nice still life.
Still life is a representation of allegory.
What do you feel by seeing this?
What did Makiko express?
Everything seems to be in our hearts
Hope you enjoy!!


碓井真希子© さんが、素敵な静物画を描かれました。
静物画は作者の寓意を表現したものであると言いますが、真希子さんは私たちに何を伝えているのでしょうか?それぞれに受け止めてみましょう。
現在、ファインアートと称されるものと、私たちが学ぶフォークアートの区別ができたのは、約170年前のことでした。
​ファインアートという言葉は、オックスホードやケンブリッジ大学で教えていた (1819〜1900没 )イギリスの美術評論家であった ジョン・アスキンあるいは、ラスキン (John Ruskin) がつくり出した造語です。
それ以前はすべての絵は、デコラティブ・ペインティング ( Decorative Painting) と呼ばれていました。​ですから、アスキン以後は、普通の絵画をファイン・アートと称し、我々のような家具や木などに絵をつけるものを「装飾絵画」というカテゴリーに分けて称されるようになりました。​
真希子さんが描いたものは、総称してデコラティブ・ペインティングです。
ザクロは多産・子孫繁栄など、ぶどうは平和・子供などのシンボリズムです。
静物画を描くときに色々なシンボルについて知っておくと、見る人に訴える寓意を高めることができるようです。
どうぞ、この丁寧に描かれた作品を楽しんでください。

柘榴、葡萄、桃などが描かれました。 
シンボリズムを使うと、寓意がより分かりやすくなります